今日は先生の葬儀に行ってきました。
塵も積もれば山となる。数多くのご親族の方々の声を殺して泣く声をBGMにしながら、葬儀は進行します。
かくいう自分は、恥ずかしいことに緊張に耐えられなかったのか、うとうとしながら式に参加してました。

…ところで、話は変わりますが、学校の先生の顔を全て知っている人間は何人いるのでしょうか?
特に自分達の学校は、各クラスの関係上、入学から卒業まで全く授業を受けない先生も存在します。
そして先生と関わる機会というのは、授業を抜かすと、部活と問題を起こしたときくらいしかありません。
ええ、何が言いたいかというと……


自分はあの先生のこと全く知りません


薄情者と笑ってください。あの先生のことは今日初めて知りました。
なので、今日も他人の葬儀に行ってる感じで参加しました。
ですが、学ぶこともありました。人の死です。


今日は葬儀があるので、学校は半日で終わり、他のみんなはもの凄く喜んでました。
自分は葬儀に出なくてはいけないと、もの凄くめんどくさがりました。
ですが、いざ参加してみると、右を見ても左を見ても悲しんでいる人ばかり。
それを見て、ようやく「ああ、人が死んだんだな」と思いました。
他人の目で見たら、人の死なんてさほど重要ではなくて、
身近な目で見たら、それはとても重くて。
これが死ぬってことなんだなって思いました。
……なんて、やっぱり真面目な話って似合いませんねぇ。