学校で、何人かのグループになって
「一番大切な物を2分間語る」という、コミュニケーションの講義を受けていたときのこと。


「この財布がわたしの一番の宝物です」
「それって、ヴィトン?」
「偽物だけどね」
「どうして宝物なの?」
「弟がわたしの入学祝にバイトをして貯めたお金で買ってくれたんです」
「うわー! 優しいー!」
「その弟くんって何歳?」
「高校二年生です」
「すごっ……良く出来た弟だね。モテるでしょ?」
「彼女がいるよ。あと、今でも『今度はいつ帰ってくるの?』っていうメールを
 毎日送ってきてくれます。少し頻繁すぎますけれど(苦笑)」


心が和みました。もう、貴方と弟くんは心の清涼剤ですよ。
家族を大切にする人、あいらぶゆー。