ちっぽけなプライド一つあれば人間は南都だって戦える。 つまり、そんな死亡フラグ一つでもテストに立ち向かえると言う事だーーー!!

少尉「! 中佐、このお金は!?」
中佐「良いから黙って受け取りな。明日、娘さんの誕生日なんだろ?」
少尉「しかし、コレは我が部隊の貴重な資金のハズでは!?」
中佐「なーに、心配はいらんさ。部隊の連中は全員快く首を縦に振るどころか、
    自分たちのポケットマネーまで寄越してくれたぜ」
少尉「中佐、みんな……」
中佐「そ・れ・に・だ。今は戦争中なんだ。
    金なんざ、弾薬や食いもん買ったりするくらいしか使い道はないだろ。
     そして、少尉。今我々がいるところはどこだ?」
少尉「敵軍の、本拠地内部です」
中佐「その通り。俺たちがこのまま敵のボスの眉間をぶち抜けは戦争は終わり。
    つまり金の使い道がなくなるってことさ」
少尉「…ありがとうございます!」
中佐「良いってことよ。ただし、娘さんの誕生日パーティーには、
    俺たち部隊も呼んでくれよ?」
少尉「勿論です。娘が嫌になるほど自慢してやりますよ」
中佐「そいつは楽しみだ」
敵兵「! いたぞ、ヤツらだ! 殺せー!!」
中佐「さーて、それじゃあ行きますか。ちゃんとついてこいよ、少尉」
少尉「はい!!」
ババババババ