昨日言っていた、「ドラクエ主人公の最後」をちょっと纏めてみました。

ドラクエ1:お姫様と新天地へ。新しい国を作り、子孫も設ける。
ドラクエ2:ハーゴン、シドーを倒してハッピーエンド。
      …と、思いきや、後に主人公たちの国は後に滅亡する(なくなる)。*1
      唯一残っているサマルトリアも王様がダメダメなので、先が心配。
ドラクエ3:アレフガルドに閉じ込められ、主人公パーティー全員は故郷に戻れなくなる。
ドラクエ4:故郷全滅。リメイク版では故郷を滅ぼしたピサロはハッピーエンド。
      最後に見た幼馴染は、夢か幻かそれとも現実か。
ドラクエ5:王様になるわ、美人の奥さん貰うわ、子どもにも恵まれるわで、
      ドラクエ屈指の幸せ者。でも、それまでの過程は酷かった。
ドラクエ6:妹は病死、夢の世界のターニア(及びライフコッドの住民)と
      ヒロインであろうバーバラは消失。
      夢の世界の自分と現実の世界の自分で合体(=元に戻る)したものの、
      完全に元通りとはいかなかった。
      あと、これはプレイヤー視点からともいえるが、
      夢の世界と現実の世界のライフコッドの住民の、主人公に対する態度の
      ギャップにちょっぴり唖然。
ドラクエ7:親友との永遠の別れ(死、ではない)。
      歴代最強主人公とも偶に言われるけれど、境遇や家族関係などは
      物凄く普通。普通すぎて安心できるほど普通。
      でも、旅先で巻き込まれたイベントには、トラウマ物多数あり。
      レブレサック……。
ドラクエ8:両親が既に亡くなっており、
      赤ん坊の頃に記憶を封印され里から追放された。
      しかし、クリア後に王族だったことが発覚したり、
      お姫さまと結婚したりと、ドラクエ5主人公に告ぐ幸せ者。
      旅中でも、5や7の主人公みたいに、さほど酷い目に遭っていないため、
      そういう点ではシリーズ1の幸せ者ともいえる。

      よくよく考えてみたら、中盤〜終盤にかけて、
      旅先々で人が殺されるのを見せられるのだから、主人公からしたら
      堪ったものじゃない。軽く鬱になっても誰も責められない。
ドラクエ9:ま、まだ終わってないよっ!

こんなところでしょうか。
哀愁漂う最後を迎える主人公の数もさながら、王族の主人公も結構いてビックリ。
ドラクエって、王族や勇者の子孫といった『血』を重んじているところがあるんですね。
…やっぱりいつ見ても、4の主人公だけは報われないなぁ。