英雄伝説 零の軌跡 (限定ドラマCD同梱版) - PSP

英雄伝説 零の軌跡 (限定ドラマCD同梱版) - PSP

クリアしたどー! 
音楽・シナリオは安心の英雄伝説ブランド、ファルコムクォリティ。最後まで楽しめました。
そして零の軌跡SCへ……


本編クリア。ラスボスは特務支援課メンバーで撃破。プレイ時間は約50時間。
ラスボス戦は、地形バニッシュは焦りましたが、
空の軌跡SCの無駄に高いHPや3rdのような理不尽技もなかったですし、
適度な難易度(どちらかというと簡単)のラスボスでした。
ラスボス戦→ピンチ→援護→Sブレイクでトドメの流れは、
空の軌跡FCのラストの再現ですかね。BGMもSCのラスボス戦のフレーズが
入ってましたし、意識してるんだろうなぁ。


エンディングは、FCのような怒濤の展開……ではなく、
エステル・ヨシュア・レンのイベントの完全消化に、
事件の後日談、特務支援課メンバーは通常勤務へ……と、気持ち良く締めてくれました。
伏線はたっぷり残っていますが。


丁重に作りこまれたシナリオと良質なBGM、
簡単なRPGの全テキスト量を上回りそうなNPCの台詞量、
本編より多分長い寄り道要素、
ユーザーフレンドリーなプレイアビリティと
時間を忘れてのめり込んでしまうほど、楽しめました。


が、少し気になるところもありました。

  • 【遊撃士の存在】

前回までの主役サイドですから持ちあげられるのは仕方ありませんが、
今回はライバル関係ということもあって、遊撃士マンセーっぷりには少しイラっ☆ときました。
不良たちの仲裁時の
「実は遊撃士も情報を掴んでたけど、支援課が動いてるから手を出さないであげるよ」の態度は
流石に出しゃばりすぎじゃないかなぁ。

  • 【主人公たちピンチになりすぎ】

とにかくピンチになります。
「やったか!?」→敵が立ち上がるのパターンがかなり多く、
しかもその度に助けられるので、序盤〜中盤は頼りない印象を受けました。
その分、終盤のカタルシスは半端ありませんでしたが。

  • 【前作のキャラ】

エステル・ヨシュア・レンは、
空の軌跡を完結させるために必要な人物ではあるのですが、
この3人+2人が喋ると、それだけで風呂敷が広がっていくのは、
零の軌跡が単品で終わると思ってた自分からしてみたら、不安でしかありませんでした。


ボソボソと不満点も挙げましたが、
今までのシリーズ同様「買って良かった」と思えるゲームでした。
それでファルコムさん。零の軌跡SCとサントラが出るのはいつですか?