アルジャーノンに花束を

アルジャーノンに花束を

偶然読む機会があったので。
本を読む人なら知らない人の方が少ないくらい有名な作品なんじゃないでしょうか。
天才になった主人公が、再び元に戻って行く(知能が低下していく)ラストの展開は、
感動よりも先に恐怖を感じました。


「賢くなることが本当に幸せなのか」というテーマで物語が膨らみ、
「幸せは(他者から見てどうこうではなく)自分が感じるものが全て」
と結論に着地したのは面白いなー。