2007-10-17 ■ SS ガタリゴトリと音を立てながら、整備をされていない田舎道をバスが走る。 ボクはバスが追い抜く風景を何も考えずに見つめていた。 ガタン。 ボクの目にバス停が入った途端、バスは数少ない休憩所に着いた事を喜ぶように走るのを辞めた。 そして何も考えてなかったボクは、例に埋もれず、慣性の法則によって前の座席に頭をぶつけた。