ウルトラマン超闘士激伝R】作者:鏡冥 さん(id:kyomei)
第7話『史上最大の侵略』
ツイッターで書いた感想を、ブログ用に追記修正したものです。

サブタイトルの由来はウルトラセブン最終2話からですね。
ということで、新章突入! 前回から一年の月日が流れているわけですが、
冒頭からいきなり、ジャックが、
かつての敵ザラブ星人と稽古をしている光景には驚きました。
その後の彼らの会話は、古き良き王道バトル漫画のロマンがたっぷりと
詰まっていました。


さて、メフィラスを倒した光の国に、再び侵略者がやってくるのですが、
彼らと最初に相見えたウルトラ戦士は、意外や意外、ネオスと21でした。
ウルトラワールドではお馴染み、しかし実際にはビデオ展開しかされなかった、
不遇の作品ウルトラマンネオスを、こんな所で目にするとは思いもしませんでした。


原作では、ウルトラ戦士のエリート集団「勇士司令部」出身の彼らですが、
この作品では知名度の所為か見習いウルトラ戦士としての登場です。
変装大好き21さんはともかく、
ネオスの方は光る物を感じさせる活躍をしてくれました。
いつか彼が、ミラクルマンを超えたウルトラマンなる活躍をしてくれるのでしょうか。


ネオスたちのピンチにかけつけたのは、我らがウルトラ兄弟
一年間、修行を怠らなかったウルトラ戦士たち全員の闘士化は燃えます。
戦闘では、冒頭で修業に励んでいた、ジャックが大活躍。
低燃費のウルトラランスと霞切りが光ります。
どうでも良いですが、テンペラー星人を相手にタロウと肩を並べてちゃんと戦う
マン・セブン・ジャックの姿には、何故か感動してしまいました。
原作じゃ、最後の最後までタロウ一人で戦わせてたからなぁ…。


戦闘終了後、マンたちの前に現れる二人のメフィラス。
はてさて、偽物の正体は如何に。
擬態といえば、偽ウルトラマンに化けたザラブ星人が思い浮かびますが、
冒頭とのジャックとの会話もありますし、彼ではないでしょう。
ということは、アストラに化けてウルトラ兄弟を欺いた経験を持つ……
次回に期待ですね。


ところで、数々の昭和ウルトラマンが登場している本作ですが、
未だ出番のないパワード・USAのアメリカ組は、いつか登場するのでしょうか?